新卒1年4ヶ月で辞めて転職した話

第二新卒_転職

はじめまして、第2新卒で転職した人です。

私は2021年に新卒で入った会社を1年4ヶ月で辞めました。

第2新卒で転職した会社では、新卒で入った会社よりも快適に過ごせており、あの時の辞める決断は間違っていなかったと振り返っています。

私が辞めたいと感じたのは、入社してすぐの夏頃でした。

裁量権を持たせてくれる会社ではあったため、難易度の高い仕事を振られては、うまくできずに詰められ、できない自分に絶望していました。

自己肯定感がなくなっていくのと同時にこれがずっと続くのか…と絶望していました。

そんなことが続く中、あることがきっかけで、2年目の春に転職することを決意します。

その時のことをここでまとめたいと思います。

はじめに

いきなりですが、これを読んでいるあなたは仕事は順調でしょうか?

この記事を読んでいるということは、おそらくそうではないと思います。

辞めたい、こんな環境から逃げたいと常に思っているのではないでしょうか。

この記事では、私もそうだったことと第2新卒で転職することは思っているよりも難しいことではないことを伝えたいです。

今の現状が辛すぎるなら、一刻もはやくその環境から脱するべきです。

そのまま続けていると精神を壊すことも十分にあります。

そんなことにはなってほしくはありません。

私の過去のエピソードを読んで、転職を視野に入れることを真剣に検討してほしいです。

私が新卒の会社をやめた理由

私が新卒で入った会社を辞めた理由は、以下の3つです。

・毎日できなくて詰められる現状に嫌気が指したから。
・やっている仕事に意義を見いだせなかったから。
・毎日出社して他の人とコミュニケーションを取るのが辛かった。

書き出してみると、そんなことで?と思うかもしれません。

いや、むしろ読んでいるあなたも1つは当てはまるのかもしれません。

上記の3つは私にとって本当に苦痛でした。

1つ目の仕事ができない問題ですが、私はマーケティング部に所属しており、毎日数値を見ながら広告やサイト運営の成果進捗を追っておりました。

毎日上司に
・昨日の数値進捗は良かったのか悪かったのか?
・数字の変化は何が要因で起きているのか?
・対策は何をするのか?
の3点セットを報告しなければいけませんでした。

上司が納得する報告でなければ、やり直して要因と対策をまとめることを繰り返して行きました。

マーケティング部に所属している人ならわかるかもしれませんが、1日の数値変化で要因と対策までロジックの通った完璧な報告をすることなんて正直不可能です。

今ではそのことがわかるのですが、新卒で入った若者には、できないのは自分のせいだと自信を喪失していく原因になるのです。

多分社会でうまくやっている人は、こういったどうしようもないことを嗅ぎ分ける能力が高く、力を抜いてうまく流すことができるのかもしれませんが、当時の私にはできなかったです。

だから、出来るように頑張る→でもできない→頑張る→できないのループを繰り返して心が病んでいきました。

辞めた理由の2つ目の仕事の意義を見いだせない件ですが、私は就活時代からマーケティングに携わりたいと考えており、新卒で入った会社もマーケティングに携われるという理由で選びました。

新卒で入った会社は、マーケティングに配属されて、望みは叶いました。
しかし、自分が考えていたこととは、何か違うことにすぐに気が付きます。

マーケティングは一言で言っても色々な業務があります。
自分が思い描いていた業務は、その会社では扱っていないことを入ってから知ることになりました。

面白くない…とずっと思っておりました。

これに関しては、入る前にもっと調べておけよと自分でも思う節もあるのですが、当時の自分の中では最大限調べまくっても、入社後に気づいたことなので、仕方なかったと思い返してます。

こんな思いを胸に抱えながら仕事をしていたため、上司との1on1の面談で、「仕事はどう?楽しい?」と聞かれても楽しくないと心の中では思ってました。
言葉にはしなかったですが、顔には思いっきり出てたと思います。

辞めた理由の3つ目である出社してコミュニケーションを取るのが辛いについてですが、私が新卒で入社する時期はちょうどコロナが流行り、出社からリモートワークに切り替わったときでした。

個人的には昔から人とコミュニケーションを取るのが苦手な人間だったので、リモートワークのときは、比較的楽に仕事が出来ていました。

時期が過ぎてコロナが一時的に落ち着いて出社が可能になった頃、私は絶望していました。

出社しなければならない…嫌すぎる…

出社するとリモートワークではなかった少しの要件や雑談が入ってくるようになり、今までの家で静かに作業できていた環境から大きく変わりました。

私は昔からそうですが、人が多い環境で作業することがとても苦手です。

学生時代の勉強も、私は自習室よりも自宅で勉強するほうが集中できます。

カフェで勉強や仕事をしている人を見ると素直に尊敬します。

それぐらいオフィスでの仕事は、ストレスフルな状況だと感じていました。

朝の1時間半ある通勤もリモートワークなら必要なかったのに、出社になってからストレスの一つとして加えられて、なおのこと仕事が嫌になっていきました。

また、新卒は出社は必須であると会社から通達されてしまい、コロナがひどくなければ、リモートワークに戻ることはできなくなってしまいました。

上記の理由から、平日と日曜日の夜は気持ちがずっと億劫な状態で過ごしており、休みの日でも休み切れていない状況が続いていました。

私、転職を決意する

上記の環境とストレスから、私はついに精神が壊れました。

仕事がある日の前日は嗚咽が止まらなくなってしまい、眠りにつくこともできなくなってしまいました。

またコロナがひどくなった時期のリモートワーク中、一人でいる部屋の中でも落ち着かなくなり、マイナスの感情が高まると、一人で叫ぶことが多くなっていきました。

もっとひどいときは、心臓の鼓動が早くなり、体調が悪くなって休むこともありました。

明らかにおかしくなっている…今までこんなことはなかった…

そう思った私は2年目の春に精神科を受診することにしました。

医師から診断された結果、
「適応障害になっている。鬱状態にも半分なりかけており、このままだとまずい」と言われることになりました。

私はやはり精神が壊れていたんだなと認識するようになりました。

そこから私は数日間、真剣に現状について考えました。

このままここにいて本当に人生として幸せなのか?
もしここで辞めたらどうなる?本当に転職できるのか?
仮に転職できたとしても、新しい会社も同じだったら?

色々と考えました。

最終的に出した考えとしては、

「仮に転職できなかったとしても、今のままでいることで状況が良くなることは必ずない。世間で言われている良い会社に転職出来ることはないかもしれないが、小さい会社とかなら自分でも雇ってくれるはず」

と心に決めて、退職を伝えに出社しました。

退職を伝える日は、ちょうど上司との週1回の面談がありました。

退職を伝えるタイミングとしては絶好だと考えて、面談中に私は面と向かって「会社をやめたいです」と伝えました。

上司には次の転職先も決まっていない中で辞めるのは危険だからと思いとどまるようにも説得されました。

ただ、辞めないように言われるだろうと事前に予想していたので、何を言われても揺るがないぞと心に決めていました。

こうして私は新卒で入った会社を1年4ヶ月で辞めました。

転職から得た知見とわかったこと

上述した通り、私は次の会社が全く決まっていない中で会社を辞めました。

しかも1年4ヶ月しか働いていない×コロナ禍で求人も多くないという最悪の状況です。

当時の状況を振り返って言えることは、辞めてからでも転職は出来るということです。

ネットで言われている、今の会社を辞めてから転職活動するのは危険だというのは必ずしもそうではないことを伝えたいです。

もちろん、リスクが少ないのは、決まってから辞めることだと思います。

ただ辞めようと決意できるタイミングも、第2新卒の転職活動には重要なので、次が決まってから辞めるということが必ずしも良いとは思わないです。

私も、次が決まってから辞めることも考えてました。

ただ、辞める決意がしづらいのと仕事の時間に精神と時間を取られて行動しづらいことを実感しました。

仕事を辞めるという決意は、なかなか踏み出せないものですから、決意のタイミングを優先して、やめてから転職活動をするというのも、今の状況を変える1つの手段だと思います。

まとめ

私は、今は新卒の会社よりも快適に仕事が出来ています。
リモートワークが中心の会社に転職しているため、出社も少ないので非常に楽です。

あのとき、踏ん切りがつかなかった勇気を振り絞って辞職へと行動が出来たことは、自分の中でも大きなきっかけだったと思っております。

読んでいるあなたも、現在の会社が合わずに悩んでいるかもしれません。
今生きている人生が楽しくなくて仕方がないと思います。

私は少しでも良いので、過去の自分と同じ境遇のだった人に、今いる現状だけがすべてではないことを伝えたいです。

他の考え方や他の世界があることを伝えたいです。

次回の記事からは、どうやって転職活動を行ってきたのかについて説明したいと思います。

再現性があるようにまとめたつもりですので、

ぜひ一読していただいて、ご自身が転職するときに参考にしてみてください。

転職活動の流れを解説している記事については、こちら

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